多脚戦車1号の内部構造・詳細
まずは脚部から、
脚部は、芸術家のテオ・ヤンセン氏の機構を参考にしました。CADを使用して動作確認を行い、設計・製作を行いました。
砲塔は上下左右に動くようになっています。
左右に動く構造として、戦車本体にギヤが内蔵されているのですが、製作中ギヤが足りなくなり、急遽プラ板で自作することにしました。
これが自作したギヤですが非常に精度が悪く、動かしてみると途中で回転が遅くなったり、異常音がしたりするなどの問題が発生しました。しかしそれでも一応動くのでそのまま組み込むことにしました。
最初は4本脚で歩かせようとしたのですが、バランスが悪く、転んだりして上手く歩きませんでした。そこでさらに補助の脚を4本追加することにし、なんとか歩かせることに成功しました。
動いて地面を蹴る脚にはゴムを、動かずに補助となる足にはボールキャスターを取り付けています。
最後にコントローラーですが、タミヤの4ch 4スティックコントローラーを使用しました。これは4つのモーターのそれぞれ正転・逆転を操作することができます。しかしこの戦車にはモーターが5個搭載しているので、もうひとつスイッチを追加することにしました。
このように電源と、スイッチ(押しボタン式)を追加し、BB弾発射のモーターとつなげました。
コントローラーと戦車との接続部にはいつでも外せるようにピンソケットを使用しました。
コントローラー側
本体側
上下に動く機構は、タミヤのショベルドーザー工作基本セットを参考にしました。
自重で下がらないように、ウォームギヤを使用しています。
BB弾は戦車上部の箱のような部分に入れます。